2010年12月18日土曜日

壁を壊す

「壁を壊す」 吉川廣和
(通勤時間、入浴時間等 4時間位)
大変面白かったです。
著者が専務時代から社長を務めた数年間にわたって、古い体質の会社を改革してゆく様を書いている本です。
頭ではわかっているけれど、出来ない改革や、「なるほど!」と目から鱗の経営論まで、とにかく実行、実行。
歴史小説を読んでいるかのような大胆な改革で、おもしろい本でした。
筆者の経営論はまさに正論で、「そうそう、そうなんだ。でも…だって」と頭ではわかってもついつい言い訳を並べてやれない事をどんどんしていって。
改革というからには、筆者のようにきっぱり徹底的にやらないといけないのですよね。
最近は各地の市長さんが話題ですから、それを思い出しながら読みました。
改革をやり抜く人間はやはり偉人です。
尊敬、でも自分には絶対出来ない。
情に流されるし、言い訳しまくりの人生なので…

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